ドットプリンターで印字の際に紙がズレてくる
ドットプリンターで印字する時に、紙と紙がはがれてしまう…そんなトラブルはございませんか?複写式の連続伝票の場合は、各パーツを印刷した後、上の紙と下の紙を順番に組み合わせます。これを丁合いと言います。
この時に、紙の両サイド(片側の場合もあります)で紙を止めます。
止める方法としてはのりで止める方法と、紙をコの字型にかみ合せて止める方法(ギャザー)があります。
のりで止める場合
- 点のり・・・一定間隔ごとにのりをつけることで、上と下の紙を結合します。
- 線のり(ラインのり)・・・線のように連続したのりで、上と下の紙を結合します。厚い紙と薄い紙の組合せの時や、しっかりと結合したい時に線のりを使用します。
ギャザー(紙止め)の場合
コ型に切り込むことで上と下の紙を結合します。のり付けのように結合していないので、ばらけやすいです。複写枚数が多い時などにギャザーを使用します。
上下2カ所を一組としたダブルと片側だけのシングルがあります。
ギャザーの場合、プリンターに通した際に紙と紙が外れてくるといったことがたまに起こることがあります。
解決策
まずはプリンターの圧を弱めに設定してみてください。プリンター側で調整ができれば何の問題もありません。それでもダメな場合はギャザーを強めにするように指示されるのが良いでしょう。
使用上、特に問題が無いようであれば、片側をギャザーではなく、のり止めに変更されてもよいでしょう。この方法であれば、まずズレは生じてきません。ただ、「線のり」はのりが強く剥がすのが 少々大変なので「点のり」をオススメします。